イチゴの無農薬栽培に成功された方のインタビュー動画です
農薬不使用のイチゴ農家の方へのインタビュー動画です。
苗の生育不良をきっかけにベリーマースをご利用いただくと、3カ月程度で生育不良から抜け出せました。炭疽病やうどんこ病を抑え、弊社製品のにがりとの併用で害虫対策にも成功、無農薬化して3年になります。
台湾向け輸出も開始、厳しい検疫も通過したとのこと。購入した苗の炭疽病被害がありましたが、ベリーマースを使って回復した事例もご紹介しています。
インタビュー書き起こし

農薬の使用になった推移は?

農薬を使ってないのは3年前からです。
それまでは僕も信用できない部分があったので、ちょこちょこ使いながら「虫が出てきたらやらなあかんのかな」と思ってやってました。

ベリーマースを使いだしたきっかけは?

きっかけはイチゴの苗があまり調子が良くない中でこの商品に出会って、3月頃に散布したんです。そうするとみるみる元気になってきて、もう4月頃には健全な苗と変わらないぐらい立派に成長して、実が穫れだしたので「これはすごい」と思って使い始めました。

うどんこ病や炭疽病の発生等と害虫は?

最初は炭素病から入ったんですけど、微生物なのか分からないけれど、うどんこ病も抑えられて、虫に関してはにがりが効いてるのかな、と思った。虫をやっつけるために使ったわけではないのですけれども、使っていると虫も病気もない健全な苗になって、無農薬になっていきまし た。

台湾向け輸出をしたそうですね?

ご縁があって今年台湾に輸出したのですが、和歌山県の担当者の方から聞いた情報で、和歌山県から台湾ないし海外への輸出で、検疫が5年ぶりに通ったらしく、台湾の検疫の担当者からも、当然うちは農薬を使っていないので「検出した数値がめちゃくちゃ低かった!こんなイチゴなんですか!?」みたいな感じで聞かれて(笑)。もうすごい驚いてました。

今年、購入した炭疽病罹病苗での発症と結果について教えてください。

購入した苗がちょっと調子が悪くて、うちに関わらずその購入元から出た苗がもうほとんど皆さん壊滅状態だったらしいです。だけどうちはでもまだ実が穫れていた方なんじゃないかなって思ってます。

そのハウスを見せていただくことはできますか?

もうぜひ見てください!
これがベリーマースの力だと思っています。

ここが炭疽病で被害を受けたハウスですか?

そうです。定植した後に結構ひどい状況になって、例年よりはやはり量が少なかったですが、こうしてまだ緑が先行してるので、そこそこ量は取れたかなって思ってます。

最初はどの様な被害状況だったのですか?

定植した後、すぐ枯れていくし、もう枯れていくのが止まらない、日に日に歯抜けになっていく状況です。

これが被害にあって回復した株ですか?

元の本体がこれなのですが、本来ここから脇芽なんかは出てこないはずなんですけど、結局は回復した、と言うより、脇芽が増えたって感じです。

しかも花芽もついていますね。

何番目の花かはわからないですけど、収穫もしているので。

中を解剖して見せてもらえることはできますか?

全然大丈夫です。
この株はこれだけの根っこしかない。それでも普通は枯れてもうここから収穫できないってなるはずが、これだけ回復しているっていうことは、そういうことだと思います。
この根っこ全部がこの株のためのものなので、炭疽病で本来は終わりなんですけど、こうなります。
インタビュー動画の撮影日は2024年6月7日です。
生産者名:松本農園 松本様
生産地:和歌山県有田市
栽培作物:イチゴなど
導入製品:ベリーマースなど