アジマース(イチゴ用)について
天日蒸発濃縮海水微量要素液 イチゴ用アジマース
自然蒸発熟成 天日塩田にがり
イチゴの公高設人口培土では微量要素剤は必須です
自然製法で、ネイチャーバランス
海水には、地球上のあらゆる元素が含まれるといわれ実際に計測されているものだけでも70種類以上になり、自然蒸発では微量成分はほぼ完全に苦汁に移る、といわれています。
アジマースは、イオン交換膜での成分選別処理も、加熱蒸発もしていませんので、交換による微量要素の欠落や、加熱による酸化・蒸散等が無い、食塩や石膏分以外は、ほぼ完全な成分分布の海水濃縮液になっています。
マグネシウムは硫マグ含有で濃度最高クラス9.6%
海水のマグネシウムの内40%ある硫マグ分は、イオン交換膜法を使って出来る国産苦汁には製法上含まれません。塩田にがりでも、殆どの物は食品用と共用され硫マグ分は下痢を引き起こすため除去されています。
アジマースは、海水120倍以上まで濃縮され、マグネシウムでは海水の93倍含有する、農業専用にがりとして作られています。又、天然バランスですからPHもほぼ中性の6.8前後です。
成分表 | |
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マグネシウム | 120g(9.3%) |
硫酸イオン | 41g(3.2%) |
カリウム | 23g(1.8%) |
ナトリウム | 18g(1.4%) |
塩化ナトリウム | 46g(3.6%) |
ホウ素 | 340mg |
マンガン | 1.5mg |
亜鉛 | 0.03mg |
カルシウム | 23mg |
※ 成分数値は天然のため一定ではありません
「にがり」には、製法と後処理で内容に大きな差があります
- イオン交換は、成分をイオン態(+/-)で分別し、分布が偏る。
- 微量要素はそのままはにがりに移行しない。例、硫マグ・Kが残らず、Caが残る、
- 天日濃縮では、カルシウムは塩より先に析出するので残らない 。
- 食品用に使用する場合は硫マグ分 (4割 )の除去が必要 。
- 強制加熱をすると、一部の微量要素は酸化したり蒸散したりする。
アジマース(イチゴ用)の使い方
使用時期と効果
- 成長初期・展開葉期
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成長促進、草勢強化
- 生育成長開始期
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花芽強化、斉開花向上、落果防止
- 登熟期
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うま味成分増加
- 栽培後期
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草勢維持、晩果品質向上
- 全期間
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光合成促進、炭酸同化、タンパク・アミノ酸同化強化、病害虫耐性強化
施用法
- 葉面散布
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1500~3000倍に希釈(夏場は2000倍以上)
5日間以上あけて、葉面全体にくまなく散布
※ 1000倍希釈時のEC 0.8mS前後 - 潅水
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1000~2000倍に希釈
7~14日間以上あける
使い方のヒント・注意事項
- 成長初期は希釈倍率を大きくし、以降は生育状況で変えてください。
- 天候が良くなるときの朝と晩が効果的です。逆に雨の前は使用を避けてください。
- 土壌乾燥が過剰で作物に水分が足りない状態で散布しないでください。
- 散布回数が多いと作物が固くなることがあるのでご注意ください。
- 酢・リン酸・窒素液肥などとの併用は相乗効果が期待できます(農薬との混合はご注意ください)。
- 窒素過剰の場合、酢・リン酸などとの併用で硝酸同化に利用できます(農薬との混合はご注意ください)。
- 農薬との混合について、硫黄合剤など併用できないものもあります。
- 農薬との混合テストはしておりませんので自己判断でお使いください。
- 適正な倍率では、ミツバチや天敵昆虫などへの影響の知見はありません。
- 柑橘類で使用する際、赤ダニがまったくいなくなりましたが、代わりにサビダニが発生した事例があります。
昆虫に影響がみられる場合は、注意して使用してください。 - 害虫対策のみの目的では使用しないでください。